名刺で語る、あなたの個性!

 名刺交換シーンの注意点

ここでは、名刺交換の際に注意する点をいくつかご紹介します。

名刺は中国から始まった

中国語では「名片」と言います。その歴史は古く、実は名刺の発祥は中国と言われています。古代中国の後漢頃、士大夫階級が知人の邸を訪問する際に、門前の箱に「刺」と呼ばれる、姓名と身分を書いた札を投じて、取次ぎを要請した習慣がその発祥とされています。すでに7〜10世紀の書物にも登場しています。当時は訪問先が不在のときに木や竹の札に自分の名前を書き、戸口に刺して訪問したことを知らせていました。その木や竹の札を「刺」と呼んでいたとから「名刺」という呼称となったのです。

日本の名刺の由来

日本でも名刺が使われるようになったのは19世紀、江戸時代からです。和紙に墨で名前だけを手書きしたもので、日本でもまた訪問先が不在のときに、訪問したことを知らせるために使われていました。現代の形に近い印刷された名刺を使うようになったのは幕末開国の頃からです。自分の名前の上に紋所が入り、使い方も役人たちが外国人と接するために使うようになりました。明治時代以降にはもっと盛んに使われるようになり、鹿鳴館時代には日本の社交界でも必需品となりました。

欧米の名刺の由来

欧米では元来名刺交換の頻度は低かったのですが、東アジアの商慣習に合わせる形で普及し、近年のパソコンの発達によるメールアドレス交換の必要性から、名刺交換は一般化しつつあります。日本においては、バブル前までは白色台紙に黒字というシンプル名刺が主流でしたが、片仮名職業の増加に呼応するように、目立つ名刺・高級名刺といった個性溢れる名刺が出てきています。また、欧米の名刺は日本より少し小さめです。欧米の主流サイズは、89mm×49mmと言われ、携帯性の重視のために小さいのでは、と言われています。

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